
【 社労士試験合格後の世界 】
でお伝えした通り、
試験合格者が社労士の登録をするためには、
2年の実務経験が必要です。
ただし、それに代わるものとして
事務指定講習というものが設けられています。
事務指定講習は前半の通信指導と
後半のeラーニングに分かれていますが、
今回は通信指導について簡単に紹介します。
1:教材到着日
通信指導は2月から5月の間に
行うものですので、
必要なものは
その直前の1月末に届きます。
今年は1月27日に届きました。
以下のような段ボールで届きます。

大きさ比較用に、
空の2Lペットボトルを並べています。
高さはペットボトル2つ分、
横幅はペットボトル1つ分とほぼ同じです。
かなり重いです(5kgぐらい)。
そしてSAGAWAというね。
いや、合格関連の書類は簡易書留、
ゆうメールだったし、
受講料77000円も安くはなかったので、
てっきり郵便で届くか、安心と信頼のヤマトかと
思っていましたが、
運送料が安めで有名(いろんな意味で)なSAGAWAでした。
2:おしらせと宛名シール
開封すると、まずは重要なおしらせと、
課題提出用の宛名シールが入っていました。

この重要なおしらせに、
必要なことは全て書かれています。
重要なのは、
後半のeラーニングについても書かれていること
自分の受講番号が書かれていること
です。
特に受講番号は課題提出等に必要なので、
無くしてはいけません。
3:六法、手帳、ハンドブック
いずれも社会保険労務士に特化したものです。

重いのがこれが原因でした。
大学が法律学科の人は覚えがあるでしょうが、
とにかく六法は重いのです。
思えば小六法、ポケット六法でも、
カバンに入れて通学するときは、
背筋が曲がって体調が悪くなったものです。
(通学時間が2時間近くあったせいもありますが)
学生含め、六法を持ち運ぶ必要がある場合の
カバンはリュックか、
せめて手提げにしましょう。
(ショルダーはNG)
ちなみにこの六法は二分冊です。
4:通信指導の注意書きとテキスト
メインの教材です。

内容は
テキストと様式記載例を参考にしながら
26の具体的な事例に対して
50種類の申請書類を
実際に記入して期間内に提出し
添削を受ける
というものです。
当たり前ですが
期限までに課題を全て提出できなければ
その時点で講習は未修了となります。
修了できなければ、社労士になる資格を得られません。
生涯受け続けられる試験と違い、
4か月というリミットがあるため、
日常の時間配分を
シビアにコントロールしなければなりません。
子供のころの進研ゼミみたいに
途中で投げやりになって
赤ペン先生の提出が追いつかなくなり、
最終的に「やっぱやーめた!」とするには
あまりにリスクが大きすぎます。
5:まとめ
特に六法と手帳ですが、
この荷物の内容を見るだけで
テンション上がります。
あと、4か月という課題提出のリミットも、
危機感を増大させます。
気分も盛り上がるものです。
このテンション、4か月維持できるかが勝負です。
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